「丹波もみじめぐり」3日目です。
曇り空ですが、前回に比べると暖かく、お出かけ日和です。
この日、我が家の旦那様の用事はお昼までだそうで、内緒で出かける訳にいかず、「丹波のお寺にお参りに行ってくる」とだけ話し、早々に出かけました。
自分は当たり前のように出かけて行くくせに、あれこれ質問されるとめんどくさい。
車を運転すること1時間ちょっと
1か寺目は「百毫寺(びゃくごうじ)」です。
入山料300円です。
入山受付の手前には七福神がお祀りされていました。
もみじが真っ赤に色づいています。
今日は期待できるんじゃないの?とワクワクします。
孔雀が飼育されていました。
10歳代の頃、動物園で見た以来かもしれません。
羽を広げてほしかったけど、一生懸命エサ食べてました。
太鼓橋がありまして、「人間の迷いの世界から仏の悟りの世界へ至る渡彼岸の思想」を表しているそうです。
この橋を見ると、悟りの世界に至ることがそんなに簡単なとではないことが分かります。
境内は広く、赤、黄、緑のコントラストが綺麗でした。
御朱印もいただきました。
2か寺目は「岩瀧寺(がんりゅうじ)」です。
入山料300円です。
「受付当たりのもみじは散ってしまい残念な感じがしますが、お寺の周りはまだ綺麗です」と受け付けに居られた方から説明を受けました。
小さなお寺でマンガ「一休さん」で見たことがあるような・・・。感じです。
萱拭き屋根ともみじのコントラストが綺麗でした。
御朱印もいただきました。
3か寺目は「常瀧寺(じょうりゅうじ)」です。
入山料300円です。
こちらのお寺では、もみじよりもイチョウが綺麗でした。
常瀧寺の入り口付近に大イチョウと書かれた看板があったので、てっきりこのイチョウなのかと思い写真を撮っていると、住職さんが声をかけてくださいました。
大イチョウは山の中腹にあるそうで、休み休み登って30分ほどかかります。
紅葉の方はあと一息というところですが、行ってみる価値はあります。
80歳のおばあさんでも行けましたから大丈夫ですと。
時間はたっぷりとあるので、行ってみることにしました。
写真では分かりずらいと思いますが、なかなかの急な坂道です。
登り始めたころは、三又の木に蕾が付いてる。とか
これ何の実なんだろう。とか
景色を観ながら登っていたのですが・・・。
息が切れてくるし、だんだんと足が前に出にくくなるし。ちょっとした登山のようでした。
天気が良かったということもありますが、汗もかきました。
降りてくる方々と「こんにちは」と挨拶を励みに歩き、見えてきました。
真黄色ではありませんが、青空とのコントラストが綺麗です。
三又ともみじ、イチョウの組み合わせも綺麗です。
住職さん曰く、3月ごろになると、葉が落ちてしまったイチョウの木と三又の黄色い花のコントラストも綺麗なんだそうです。
イチョウの木に近づいてみると、こんなに立派な幹で、すごい迫力です。
これはなんだ?根っこなのか?
なんて思いながらベンチに腰掛け休むと、風が心地いことこの上なし。
急な坂道を登ってきたので、降りるのもまた大変。
途中出会う方々に「まだまだですか?」と聞かれ、
「もう少し、カーブあと1つです」「きれいですよ」「風が気持ちいいですよ」
「まだしばらく、こんな坂道が続きます」
「坂が始まったところです。しんどくなるのは今からです」
と話したり、石車に乗って滑りそうになりながら、膝に負担がかからないようにゆっくりと降りてきました。
下りる途中で撮った写真です。丹波市も田舎ですね。田んぼばかりです。
「これはなんだ?根っこなのか?」と思いながら見た部分ですが、受付におられた檀家さんの話によると木がぶら下がっているんだそうです。
ぶら下がっている部分の一部を切り取り煎じて飲むと、母乳が出ないお母さんでも母乳が出るようになるといういわれがあるそうです。
境内ではゆず茶(1杯300円)を販売していました。
喉が渇いたので1杯いただきました。
すっきりとして美味しかったです。
キンモクセイマフィンというものも売っていて、珍しいな。キンモクセイの香りがするのかな?と思い買ってみました。
おじいちゃんが作ったお米を粉にしたもの(米粉)を使っています。
キンモクセイジャムが入っているので、割ると可愛いお花が出てきます。
と説明があったので、帰宅早々に半分に切ってみました。
ジャムパンのようになっているのかと勝手に思っていたのですが、混ぜ込んであるようです。
わー可愛いと思えるほどの花数ではありませんでした。
米粉が使ってあるせいか、パサパサ感もあります。
キンモクセイの香りがするわけでもなく・・・。
ちょっと残念でした。
御朱印もいただきました。
大イチョウのライトアップもあるそうです。
4か寺目は「高源寺(こうげんじ)」です。
入山料300円です。
もみじめぐり12か寺、最後のお寺となりました。
残念ながら、もみじは散ってしまっていました。
こんなにも急な階段を上ったところが本堂です。
境内の建物は工事中でした。
以前、ふうりん祭に来たことがあります。
その時は、お参りされる方も少なく、屋台の出店もなく、静かにお参りし、ふうりんの音色を楽しんで帰りましたが、紅葉の時期はにぎやかでした。
山門の手前の広場ではいろいろなお店が出ていましたし、地元農家さんが野菜も売っておられました。猿回しまで来ていました。
もみじよりダンドウツツジの方が綺麗でした。
御朱印もいただきました。
これで12か寺、全部そろいました。
達成感があります。
帰り道のもみじやイチョウも綺麗で、観賞しながら帰ってきました。
常瀧寺の駐車場で購入した「むらさき芋」で芋ごはんを炊きました。
炊きあがりです。
混ぜるとこんな風になります。
むらさき芋ご飯
材料
むらさき芋 2本
白米 4合
塩 少々
作り方
① 白米は、洗い水分を切ります。
② むらさき芋は、小さめのサイコロ状に切ります。

皮ごと使いましょう。
③ 洗った白米を炊飯器の内釜に入れ、普通炊飯の水加減にして、塩で調味します。

塩味がある?くらいの塩味にしましょう。
④ サイコロ状に切ったさつま芋を白米の上にのせます。

ここでは混ぜないでくださいね。
煮え具合にムラができます。
⑤ 炊き込みご飯モードで炊飯します。
⑥ 炊きあがったら混ぜ、できあがりです。

ほんのり甘くて美味しいです。
位置感がなく、お寺とお寺の距離が分からなかったので、今秋、私は3日間かけてお参りしましたが、2日間でもめぐれると思います。
この3日間で学んだこと・・・。
それは、「人をゆるせることは 自分自身が楽になる」です。
1度っきりの人生ですから、楽しまなくてわ!!
人を変えることはできないが、自分がかわることはできる!!
皆さんもお参りしてみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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