下ごしらえしておくと助かる副菜を作ります。
豚肉で野菜巻
材料(2人分)
オクラ 1袋
エリンギ 2本
きゅうり 1本
豚こま切れ肉 適量
サラダ油 適量
塩コショウ 適量
作り方
① オクラをネットに入ったまま塩もみします。
ネットの上から塩をふり、まな板の上でゴロゴロして塩もみします。
塩もみすることでオクラのうぶ毛も取ることができます。
また、塩もみすることで色よく茹であがります。
② ネットから出し、塩がついたまま熱湯で2分程度湯がきます。
ヘタを取ってしまうと、穴からお湯が入り水っぽくなるので、ヘタがついたまま湯がきます。
③ 茹であがったらヘタを切り落とします。
④ エリンギは手で裂きます。
包丁で切らずに手で裂くことで、味が染み込みやすくなります。
⑤ きゅうりを板ずりし、しばらくおいてからくし型切りにします。
⑥ 豚こま切れ肉を広げ、野菜が巻きやすいように形を整えます。
我が家では、お求めやすいこま切れを使いますが、薄切り肉を使えば、形を整える必要がなく時短できます。使う部位はお好みでどうぞ。
⑦ 下準備した野菜を肉で巻きます。
ここまでの調理を済ませ、チルド保存しておくと便利です。
⑧ フライパンにサラダ油をしき、こんがりと焦げ目を付け焼きます。
⑨ 塩コショウで味付けします。
オクラは下茹でがしてあるので、豚肉に焦げ目がつけばできあがりです。
エリンギは火を通すため、蓋をして蒸し焼きにします。
きゅうりはシャキシャキの食感を残すため、焼きすぎに注意しましょう。豚肉の色が変わればできあがりです。
きゅうりを焼く?
祖母の出身地(京都府丹後)では、煮たきゅうりは腹薬になると言われており、煮物にして食べるそうです。
祖母が野菜を栽培していたころには、旬の食材大量消費のため、きゅうりの煮物(大根の煮物のきゅうり版のような感じ)が食卓に並び、みそ汁にもきゅうりが入っていました。
大人となった今では、加熱したきゅうりも食べますが、子どもだった当時は嫌いでした。
野菜に豚肉を巻いただけのものですが、それぞれの食感の違いを楽しむことができます。
こんがりと焼けた豚肉が香ばしく、塩こしょうでのシンプルな味付けがよく合います。
エノキ茸の豚肉巻も、エノキ茸の食感を楽しむことができます。
生の大根やサラダ用カットキャベツ、下茹でしたニンジンを巻くと、あっさりしておいしいです。
アスパラも美味しいです。
子どもたちが育ち盛りの頃は、ベーコンを使うこともありました。
ベーコンを使うと塩味、旨味があり、塩こしょうでの味付けは必要ありません。
ベーコン自体から油も出るので、サラダ油も必要ありません。
我が家は豚肉好みですが、牛肉にすると、豪勢な副菜になります。
親戚が喫茶店を営んでおり、ランチで甘辛い味付けのものをいただいたことがあります。どちらかというと塩こしょうの方が好みですが、甘辛いものも、たまにはいいかもしれません。
いろいろな食材を巻いてチルド保存しておけば、忙しいウィークデイの夕飯作りが楽になります。
ピーマンと油揚げの炒め物
「今年最後のピーマンやで」と義母からたくさん届きました。
ありがたいのですが・・・。1度に食べきるには多すぎるので、日もちするように調理します。作りおきと言いつつ、なくなるまで毎日でも食べるという感じです。
材料(2人分)
ピーマン 小さいもの20個くらい
うすあげ 2枚
ごま油 適量
減塩だし醤油 適量
作り方
① ピーマンを縦に千切りにします。
② あぶらあげを千切りにします。
③ ごま油でピーマンを炒めます。
④ ピーマンがしんなりしたら、油揚げを入れて炒め合わせます。
⑤ だし醤油で味付けします。
色が変わらないように注意し、シャキシャキの歯ごたえが残るように炒めます。
⑤ 余熱で色が変わらないよう、バットに広げ、手早く粗熱をとります。
タッパーに入れ、冷蔵で3日くらい保存できます。
市場価格が比較的安定し、食卓にのぼりやすいピーマンなのに、嫌いな食材の上位をかざる理由通り、ほろ苦味があります。
切って炒めるだけの簡単調理ですが、緑黄色野菜とたんぱく質が手軽に摂れます。
あと1品ほしい時に、サッと出せて便利です。
油揚げの代わりに、ちりめんじゃこを使っても美味しいです。
冷めても美味しいので、お弁当のすき間埋め用のおかずにも使え便利です。
味付けに塩昆布を使うと、違った味が楽しめます。
ピーマンの肉詰め
材料(2人分)
ピーマン 小さいもの32個
寄せ鍋の時に使うつくね 1パック
作り方
① ピーマンのじくの方を切り落とし、種をかき出すように取り出します。
② つくね1個を2つに分け、ピーマンの中につくねを詰め込みます。
ここまでの調理を済ませ、チルド保存しておくと便利です。
③ フライパンでつくねに火が通るまでじっくり焼く。または、衣をつけて天ぷらにします。
中に詰めるネタを作るのが、結構大変なのですが、寄せ鍋用のつくねを使うと簡単です。しょうがが入っているものや軟骨が入っているもの、おもちが入っているものもあり、いろいろな味が楽しめます。
しいたけの肉詰め
材料(2人分)
しいたけ 5個
寄せ鍋の時に使うつくね 5個
コレステロールカットとろけるチーズ 適量
小麦粉 少々
作り方
① しいたけの足を切り落とし、ゴミを洗い流す程度にサッと洗います。
切り落としたしいたけの足は硬い部分だけを捨て、柔らかい部分はみそ汁の具に使います。
② 水分を拭き取ったしいたけに小麦粉を振りかけます。
③ 寄せ鍋の時に使うつくねを詰め込みます。
ここまでを済ませチルド保存しておくと便利です。
④ オーブントースターで焼きます。
つくねにしっかりと火が通るまで、様子を観ながら焼きます。
⑤ しいたけが柔らかくなりつくねに火が通ったら、コレステロール95%カットのとろけるチーズをのせ、2~3分焼きます。
チーズがとろりとなり、焦げ目がついたらできあがりです。
フライパンで蒸し焼きにしたり、衣を付けて、天ぷらも美味しいです。
寄せ鍋用つくねの袋煮
材料(2人分)
油揚げ4枚入り 1袋
寄せ鍋用つくね 8個
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/3本
塩分・化学調味料無添加顆粒だし 1本
減塩だし醤油 適量
みりん 適量
作り方
① 油揚げは冷凍保存していたものを使うので、熱湯をかけて解凍します。
油抜きにもなり、一石二鳥です。
② 油揚げをまな板の上にのせ、菜箸をコロコロと動かします。
このひと手間で、油揚げが開きやすくなります。
③ 油揚げのしわを伸ばし半分に切ります。
④ 油揚げを開きます。
⑤ 玉ねぎ、にんじんを粗みじん切りにします。
⑥ 開いた油揚げにつくねを入れます。
⑦ その上に粗みじん切りにした玉ねぎ、にんじんを入れます。
⑧ 爪楊枝で縫うようにして口を閉じます。
ここまでの調理を済ませ、チルド保存しておくと便利です。
⑨ 油揚げがかぶるくらいの水に顆粒だし、しょうゆ、みりんを入れ、煮汁を作ります。
⑩ 油揚げを入れ、煮汁が少なくなるまで煮込めばできあがりです。
鍋用つくねからもだしが出るので、薄味でも美味しくいただけます。
買い物は週1回、休日に行くのが限界です。生鮮食品は1回分ずつに分け冷凍したり、下ごしらえをしてチルド保存します。その食材とニラメッコしメニューを決めています。
夫婦2人暮らしになったから、買い物を控えているわけではありません。
子どもたちが育ち盛りの頃からそうでした。
「あるもので何とかしようとせんと、買い物行ってくれや」と旦那様から苦情が出たり、「こま切れ肉を塩コショウで炒めただけでもいいから、肉食べさせて。肉食べんとご飯食べた気がせん」と息子から苦情が出たりしていました。
毎日のように献立を考え、都度、買い物に行くという方もいらっしゃると思いますが、私のように買い物に行くのが苦手な方、ぜひお試しください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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