週1回の買い物で、我が家の1週間の晩ご飯(3日目)を紹介します。
まぐろの納豆和え
ある日のテレビ番組で紹介していました。
「まぐろ納豆しよかと思うて」と旦那様が嬉しそうマグロを買ってきました。
というわけで、まぐろは週1回の買い物以外に旦那様のポケットマネーで買ってくれたものです。
納豆は買いおきしていました。
材料
マグロの刺身切り落とし 1パック
納豆 1パック
作り方
まぐろと納豆を混ぜ合わせ、付属のタレで調味するだけです。
超簡単。男の料理ですね。
今までに、ひらめいたことがないアイデアで、テレビ番組で観た時はビックリしました。
美味しいのですが、納豆のネバネバとまぐろのツルツルで箸で挟みにくいのなんの。
食べにくいのですが、文句は言わず、美味しくいただきました。
なんせ、旦那様のポケットマネーで買ってもらい、作ってもらったわけですから。
ありがたい!!
だんじと豚肉の炒め物
「だんじ」ってご存知ですか?
地方によっては「すかんぽ」と呼ぶかもしれません。
「いたどり」のことです。
小さい頃、春になると祖母に連れられ、よく取りにいきました。
1人でこっそりと出かけて行く時には、すごい量を収穫して帰ってきました。
誰にも教えていない、秘密の場所があったようです。
あぜ道や河原に生えていることが多く、学校からの帰り道に食べたりもしていました。
そのまま食べると、結構すっぱい植物です。
熱湯にくぐらせると手で簡単に皮が剥けます。
この皮剥きをよく手伝っていましたが、アクで指先が黒く染まります。
根元の方から先端に向けて剥いていきます。
筒のようになっているので、中から熱いお湯が出てきます。
「熱い熱い」と言いながら剥くのですが、綺麗に剥けた時の快感で、手伝うことは嫌いではありませんでした。
しかし、洗っても洗っても、黒く染まった指先がきれいにならないことは嫌でした。
剥いた「だんじ」は塩もみをしてアクを抜き、塩漬けにして保存します。
記憶が正しければ、ほぼ1年の間(次の年の春、新物が取れるまで)保存されていた気がします。
食べる時には、水に浸け、塩出しをしてから調理します。
塩出しするのに、なかなかの時間を要していたようです。
普通に煮物や辛し和えで食卓にのぼっていました。
田舎料理です。
今回、調理したものは、義母が保存していたものです。
義母は、塩もみであく抜きした後、冷凍保存しているそうです。
「ごま油で炒めたらおいしいよ」と教えてくれたので調理してみました。
材料
だんじ
豚肉 1/2パック
ごま油 適量
塩分、化学調味料無添加顆粒だし 1/2本
減塩だし醤油 適量
作り方
① 温めたフライパンに多めのごま油を敷きます。
② 食べやすい大きさに切った豚肉を炒めます。
③ 豚肉の色が変わってきたら、「だんじ」を入れ炒め合わせます。
④ 塩分、化学調味料無添加顆粒だしと減塩だし醤油で調味すればできあがりです。
田舎の味です。
コリコリと歯ごたえがありおいしいです。
都会にお住まの方は手に入りにくいと思いますが、機会があればお試しください。
我が家の嫁は、大阪生まれ大阪育ち。
煮物にすると「おいしい!」と食べていましたよ。
さばの煮つけ
シンプルな生姜じょうゆの煮つけです。
材料
鯖2枚おろし 1匹分
ごぼう(細いもの) 3本
生姜 1/2片
減塩だし醤油 適量
料理酒 適量
みりん 適量
作り方
① 生姜の皮を剥き、千切りにします。
生姜はスプーンのへりでこそげ取るようにすると簡単に剥けます。
② ごぼうの皮を剥き、3㎝くらいに切って、水に浸けてあく抜きします。
ごぼうは包丁の後ろ側(切れない方)でこそげ取るようにすると簡単に剥けます。
新ごぼうなら、金タワシでこするだけでも剥くことができます。
③ 料理酒、みりん、減塩だし醤油で煮汁を作ります。
④ 煮汁が煮立ってきたら生姜を入れます。
⑤ 生姜の香りが出てきたら、皮が上になるように煮汁の中に入れます。
水切りしたごぼうも入れます。
⑥ 落とし蓋をして、中火で煮ます。
我が家では、キッチンペーパーを落とし蓋代わりに使っています。
⑦ 身に味が染み、煮汁がすくなくなればできあがりです。
義父母に鯖の半量とごぼうをお裾分けしたので、写真にはごぼうは写っていません。
食べきれなかったら、朝ごはんの時にレンチンします。
炊きたてのご飯によく合い、朝からご飯が進みます。
手作りこんにゃくの炒め煮
知り合いのお母様の手作りこんにゃくです。
材料
手作りこんにゃく
塩分、化学調味料無添加顆粒だし 1本
減塩だし醤油 適量
七味唐辛子 少々
作り方
① 水にこんにゃくを入れ、火にかけます。
ぐつぐつと煮立たせ、あく抜きします。
お湯が黄色くなります。
こんにゃくのあく抜きをする時、お湯が自然に冷めるまで待つ派ですか?すぐに水に浸け冷ます派ですか?
私の場合は、すぐに水に浸け冷ます派です。祖母にそう教わっていたからです。
セレモニーホールでのお葬式が主流になる前に、ご近所のお葬式のお手伝いに行った時のことです。「自然に冷めるまで触ったらあかんよ」と言っておられる方がおられました。
どちらが正解なのか分かりませんが、冷めるまで待つ時間がもったいないので、水に浸けて冷ましています。
というか、買う時には「あく抜きなしで使えます」と書かれたものを購入しています。
② こんにゃくを食べやすい大きさに切ります。
③ 鍋で乾煎りします。
不思議ですが、油なしでも鍋にひっつくことはありません。
ヘラでこんにゃくを鍋に押しつけるようにして、しっかりと水分をとばします。
このひと手間をかけることで、味が染み込みやすくなります。
こんにゃくが「キュッキュッ」と音を立てるのが目安です。
④ 弱火にして、減塩だし醤油を回し入れます。
⑤ 塩分、化学調味料無添加顆粒だしも入れます。
⑥ ゆっくりと炒り煮し、こんにゃくに味を染み込ませます。
⑦ 煮汁がなくなれば、七味唐辛子を振りかけ、できあがりです。
スーパーで購入したものに比べると、きめが粗いのですが、コリコリとした食感です。
これもまた、都会では手に入りにくいと思います。
道の駅で購入できることがあります。
ぜひ、田舎の道の駅にお越しください。
いかそうめんのかき揚げ
義母がいかそうめん(500g)冷凍を買ってくれたので、半量をかきあげにします。
材料
いかそうめん 250g
にんじん 1/2本
お好み焼き粉 適量
牛乳 適量
作り方
① いかそうめんを解凍します。
② にんじんを千切りにします。
③ いかそうめんとにんじんをボールに入れ混ぜ合わせます。
④ 混ぜ合わせたいかそうめんとにんじんの上から、お好み焼き粉を全体に振りかけます。
⑤ お好み焼き粉が全体にいきわたるように混ぜます。
お好み焼き粉はだしも適度な塩味もあるので、お好み焼きだけでなく、天ぷらにつかっても美味しくなります。
⑥ 牛乳で練ります。
練り加減を確認しながら少しずつ入れます。
粉っぽさがなくなるまで、よく練ります。
⑦ 170℃の油で揚げます。
油はねすることがありますので、火傷に注意してください。
きつね色に揚がればできあがりです。
いかとにんじんだけのシンプルなかき揚げです。
いかそうめんを生で食べるのも美味しいですが、かき揚げにすると甘味がひきたちます。
さしみとはひと味違った味を楽しむことができます。
お好み焼き粉の塩味があるので、何もつけずに食べていただきたいところですが、物足りない方は、カレーパウダーなど塩分の入っていない物を使われてはいかがでしょうか?
ぜひ、お試しください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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