大きなさつま芋をいただきました。
甘いさつま芋は酒の肴にならないので、我が家の旦那様は、おかずとしては食べてくれません。
せっかくいただいたのに、どうやって消費しようかと考えた結果、スイートポテトを作ることにしました。
簡単スイートポテト
材料
さつま芋 今回は1200g(正味)
砂糖 200g
バター (今回はチューブのものを使いました) 200g
作り方
① 皮はきんぴらに使います。タワシでゴシゴシときれいに洗います。
② 皮を厚めに剥きます。
変色するので、すぐに水につけます。
③ 実をサイコロ状に切ります。
変色するので、切ったものから水につけます。
④ 耐熱ボールに80㏄の水で砂糖を溶かします。その中に水をきった③を入れ、フワッとラップをかけます。
⑤ 柔らかくなるまで、電子レンジで加熱します。
⑥ ポテトマッシャーでつぶします。
スイートポテトといえば、裏ごしをするイメージがありますが、今回は、粒が残った食感を楽しむということにして、省略します。
スイートポテトにするには、少し柔らかめです。しっとりというよりも、ドロドロしています。
スイートポテトに適した品種のさつま芋ではなかったのか?水の量をもう少し少な目にした方がよかったと思います。
⑦ 熱いうちにバターを入れ、混ぜます。
⑧ クッキングシートを敷いたパウンドケーキの型にバーターを混ぜたさつま芋を入れ、180℃のオーブンで40分焼きます。焼き加減を見ながら、10分ずつ延長します。
スイートポテトといえば、1個ずつラグビーボールのような形を作り、卵の黄身を塗って焼きますが、形を整えることができないほど柔らかいので、パウンドケーキの型で焼いてみます。
初めてのチャレンジなので、うまくいくかどうかは???できてのお楽しみです。
40分焼いた後、10分を2回延長しました。
焼き上がりは、いい感じです。味はどうでしょうか?粗熱がとれるまで、我慢です。
夕食後のデザートにいただいてみました。バターの風味があるのは最高なのですが、冷めても柔らかすぎ、型から出すのに一苦労です。包丁で切るのにも一苦労しました。
さつま芋自体の甘味があるのに、砂糖を入れ過ぎたかな?といった感じです。
スイートポテトではなく、焼き芋に適したさつま芋だったのかもしれません。
「美味しいやん」と言っていた我が家の旦那様も食べ進めるうちに食べにくくなり「1個ずつにした方がよかったな」と。
お皿にくっつき食べにくいのです。残念な結果です。
なんとかならないかと冷凍室へ。シャーベットみたいにならないかな?とかすかな希望です。
切り分けたものを1個ずつラップに包み、冷凍しました。
翌朝にはカチコチに凍ってしまい、シャーベットにはなりませんでした。
これは食べ助けしてもらわないと食べきれないわと思い職場の皆さんにお裾分けしました。
昼食後に食べてくださった方は、「甘すぎじゃなかったよ。お昼から、イラッとすることがあったけど、昼ご飯の後に食べてたから頑張れた」とおっしゃってくださいました。
「今から勝負の会議やから食べていくわ!」と会議の前に食べてくださった方もおられました。
また、「ホクホクよりもっちりの方が好きやから美味しかった」とおっしゃて下さった方もありました。
少量ずつであれば美味しかったようです。温かいお言葉ありがとうございました。
私も仕事帰りに食べてみました。
シャーベットというわけにはいきませんでしたが、半解凍すればラップにくっつくことはなく、食べやすくなりました。
甘みも疲れた体にはちょうどいい感じです。甘味が体にしみわたり、夕食づくりをすることへの気力が戻りました。
今回、使用したものは、いただきもので、品種はわかりません。
子どもが小学生の頃、学校で栽培し、収穫したものを持って帰って来た時と同じように考えていましたが、その頃に比べると品種も増え、ねっとり系のさつま芋だったようです。
確かに、切り口がはちみつのようなきれいな黄色でした。
さつま芋本来の味が引き立つよう、品種に応じた調理法を選択する必要があるようです。
さつま芋の皮と大根の皮のきんぴら
材料
厚めに剥いたさつま芋の皮は食物繊維たっぷりです。もったいないので使います。煮物に使った大根の皮と一緒にきんぴらを作ります。
さつま芋の皮
大根の皮
サラダ油
塩コショウ
作り方
① さつま芋の皮を千切りにします。
② 大根の皮を千切りにします。
③ フライパンにサラダ油をしき、さつま芋の皮を炒めます。
④ 中はフワフワ、外はカリっとなったら塩コショウで味付けします。
⑤ 大根の皮を入れ、サッと炒め合わせます。
きんぴらとはいうものの、おやつの感覚です。
赤いさつま芋の皮が彩りよくしあがりました。
余すところなく使い切ることができ大満足です。
甘しょっぱく、女子好みの食べ出したら止まらない味です。緑茶に合いそうです。
栗きんとん
炊飯器で栗きんとんを作ります。
材料
さつま芋 1㎏(正味)
栗の甘露煮 2袋
作り方
① 厚めに皮を剥き、炊飯器に入る大きさに切り、水にさらします。
② 水から引き上げ、炊飯器の釜に入れます。
③ 水100ccを入れ、普通炊飯で炊きます。
④ 炊きあがったら、ポテトマッシャーでつぶします。
⑤ 栗の甘露煮のシロップを少しずつ混ぜ、甘さを調節します。
⑥ シロップを切った栗を混ぜてできあがりです。
炊飯器での炊きあがりを待ち、栗を混ぜるだけなので、とても簡単です。
くりきんとんといえばお正月の料理として知られています。しかし、普段のおやつにも食べたいおいしさです。
お正月には、こんなにたくさんの「栗きんとん」誰が食べるんや?と思うほどの量を作りますが、子どもたち、特に嫁に大好評で、1月1日の夜には完食となります。
くちなしの実を使うと、きれいな黄色の「栗きんとん」になりますが、わざわざ購入してまで使わなくてもいいと思います。
スイーツではありませんが…紫色のさつま芋の話
以前、ご近所の方から、「きれいな色の炊き込みご飯ができるよ」とむらさき芋をいただいたことがあります。
子どもの運動会の日にむらさき芋とベーコンの炊き込みご飯でおにぎりをしました。
我が家の旦那様が知らずに買ってきたのですが、秋祭りのお供え用に買ったさつま芋がたまたまむらさき芋でした。
「あの時のご飯、ほんのり甘くて美味しかったなー」と思い出し、おさがりのむらさき芋とベーコンで炊き込みご飯を炊きました。
記憶していたよりも甘味が感じられず、「あれ?こんな味だったかな?」と少し残念でした。
むらさき芋にも品種があるのでしょうか?
また、家族で外食をした時に、むらさき芋の粒マスタード和えをいただいたことがあります。
箸休め程度の少量でしたが、こんな食べ方があるんだとビックリしました。
マスタードの香りがして美味しかったなと思い出し、また作ってみたいと思っています。
スイーツではありませんが…白いさつま芋の話
小さい頃、「普通のさつま芋より栄養があって美味しいらしい」と祖母が皮の白いさつま芋を栽培したことがあります。
皮がツルツルして、ビニールで覆われているような感じだったと記憶しています。
学校帰りのおやつに、ふかしてくれていましたが、皮が硬く、甘味も薄く、美味しくなかったことを覚えています。
その年以降、白いさつま芋が栽培されることはありませんでした。
オレンジ色のものもあるそうです。まだ、巡り合ったことがありません。道の駅で巡り合えないかな?どんな料理が合うんだろうと興味がわきます。何を作ろうかなと夢がふくらみます。
品種に応じた調理方法で、美味しくいただきたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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