立派な白菜をいただきました。使い切ります。
白菜と豚肉の重ね蒸し
材料(2人分)
白菜 1/4株
豚肉 1パック
我が家では、こま切れ肉ですが、お好みの部位の薄切りを使ってください。
コンソメ(固形) 1個
作り方
① 白菜を1/4に切り分け、水洗いします。
株側に切り込みを入れ、手で裂くようにすると簡単に切り分けることができます。
軸に近い部分は土が付いていることがあります。洗いにくいですが、しっかりと広げ、流水で丁寧に洗います。
② 豚肉を白菜の間に挟みます。
白菜の芯は切り落とさず、葉を持ち上げるようにして豚肉を挟み込むと、きれいに挟めます。芯の付け根まで押し込むように挟みます。
③ 3㎝幅くらいに切り分けます。
葉の方から切り、最後に芯を切り落とすと、きれいに切れます。
④ 鍋に並べます。
⑤ 水少々にコンソメ(固形)1個をつぶして入れ、蓋をして蒸し煮します。
白菜から水分が出るので、水はほんの少量で大丈夫です。顆粒タイプのコンソメを使えば、固形をつぶす手間が省けます。
豚肉に火が通り、白菜のジクがしんなりしたらできあがりです。
皿に盛り付け直すと、重ねた白菜が崩れますので、我が家では、鍋ごと食卓に出しています。
と、かっこいいことを言っていますが、皿に移す手間を省くための言い訳をしているだけとも言えます。食べたい量を小皿に取り分け、お召し上がりください。
塩味が薄い場合には、ポン酢や醤油などお好みのもので調整してください。サラダ用のドレッシングでも美味しいです。
3人の子どもたちが育ち盛りの頃には、1株全部を使っても、母(私)の口には入らないほど、すごい勢いで食べていました。
その頃は、豚肉ではなくベーコンを使っていました。質より量でしたから、業務スーパーで、「切り落としベーコン」と書かれた、たくさん入っているけどお手頃価格のものを購入し使っていました。クラブ活動で、寒くても汗を流すほどの練習をするわけですから、塩分も必要だし、カロリーも必要です。
そして、水ではなく、牛乳を使って蒸し煮します。牛乳だと焦げるんじゃないの?と心配かもしれませんが、白菜から水分が出るので大丈夫です。牛乳で蒸し煮にするとコクが出ます。
火を止める直前にとろけるチーズをのせ、余熱で溶かすと、トロトロの重ね煮になります。
大鍋にぎゅうぎゅう詰めにして蒸し煮をするわけですから、しっかりとプレスされ、お皿に盛り直しても形がつぶれないほどでした。
しかし、お皿に盛り直しできるような量ではなかったので、鍋のまま食卓に出していたことはいうまでもありません。
コンソメ味とベーコンの味が白菜に染み込み、その上からチーズがトローリとなるわけですから、ちょっとしたイタリア料理のようになります。
コレステロールが気になる年齢となり、牛乳ではなく、水での蒸し煮をしています。チーズも使いません。なければないで、年相応のサッパリ味で、美味しくいただけます。
塩分摂りすぎに注意が必要な年齢でもあり、塩味はというと、コンソメだけなのですが、塩分無添加のカレー粉や七味などのスパイスを食べる時にかけることで、塩分控えめでも美味しくいただけます。
どんどん寒くなると、白菜のジクも柔らかくなり、甘味が増します。また、温かい食べ物が恋しい季節でもあります。家族構成に合わせて、調理してみて下さい。
小さいお子様のいらっしゃるご家庭では、ベーコンにケチャップ味もいいかもしれません。
白菜のじくとウインナーの炒め物
材料(2人分)
白菜のじく 1/4株分
ウインナー 5本
塩こしょう 適量
作り方
① 白菜のじくを縦の千切りにします。
② ウインナーを長さの半分に切り、それぞれを縦に四等分にします。
③ ウインナに焦げ目がつくまで炒めます。
ウインナーから油が出るので油は使いません。
④ 火を弱め、③に白菜のじくを入れ、じっくりと炒めます。
白菜のじくにウインナーのうま味を染み込ませます。
⑤ 塩こしょうで味を整えます。
切って炒めるだけの簡単料理です。
白菜のじくをどのように切ったら美味しいのか?
介護施設に勤めていたころ、冬になると鍋パーティーなる日がありました。
コロナ禍の今ではできませんが、昼食の時、同じエリアの入居者様たちがみんなで鍋をつつくのです。薄くそぎ切りにした白菜が用意されるのですが、それでも高齢者にとっては食べにくいようでした。そこで、繊維そって縦に切ってみると、トロトロに煮え、美味しいと喜んでもらえました。
この経験から、我が家でも縦に切ることが多いです。炒め物の時は細めに。鍋料理の時は太めに切るようにしています。味がよく染み込み美味しいです。
白菜のじくのあっさり漬け
材料(2人分)
白菜のじく 1/4株分
減塩 塩昆布 適量
ごま油 適量
作り方
① 白菜のじくを縦の千切りにします。
② 減塩 塩昆布とごま油、白菜のじくの千切りをナイロン袋に入れ、揉みます。
味がなじめばできあがりです。
作りおきしておけば、「何かあと1品」という時に便利です。
ロール白菜
材料(2人分)
葉の部分を使います。
白菜の葉 16枚
寄せ鍋用のつくね 1パック
コンソメ 固形1個
だし醤油 適量
片栗粉 適量
作り方
① 耐熱皿に葉をのせ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジで加熱し、しんなりさせます。
② 白菜の葉に寄せ鍋用のつくねを包みます。
③ 巻き終わりが下になるように鍋に並べます。
④ ひたひたに水を注ぎ、コンソメで煮ます。
⑤ つくねに火が通ったら、だし醤油で味を整え、深めの皿にとります。
⑥ 残った煮汁に片栗粉でトロミを付けます。
⑦ ロール白菜にかけます。
包み込むネタを作るのが大変なのですが、寄せ鍋用のつくねを使うと簡単です。
もともと鍋用のものなので、いい出汁も出ます。
あんかけにすると、寒い季節にもってこいのメニューです。
煮込む前のものをチルド保存すれば、ウィークデイに使えます。
もう限界というほど疲れている時でも簡単に調理でき、助かります。
白菜の軸とベーコンのグラタン
材料(2人分)
白菜の軸 1/4株
ベーコン薄切り 1パック
薄力粉 40g
バター 30g
牛乳 3カップ
コンソメ固形 1個
塩こしょう 少々
とろけるチーズ 適量
パン粉 適量
作り方
①ホワイトソースを作ります。
①-1 フライパンにバターを溶かします。
①-2 溶かしたバターの中に薄力粉をふるい入れます。
ふるい入れることで、だまになることを防ぐことができます。
①-3 焦げないように注意しながら、薄力粉を炒めます。
①-4 粉っぽさがなくなり、粉の臭いがしなくなったら火を止めます。
①-5 牛乳を人肌に温めます。
①-6 炒めた薄力粉の中に牛乳を少しずつ入れ、混ぜます。
一度にたくさんの牛乳を入れると、だまになります。少し入れて混ぜる。→少し入れて混ぜるを繰り返します。
①-7 3カップの牛乳を混ぜることができたら火を付けます。
①-8 コンソメ(固形)をつぶして入れます。
①-9 中火でゆっくりと混ぜながら加熱します。
徐々にトロミが出てきます。焦げないように注意しましょう。
①-10 トロミが出てきたら、塩こしょうで味を整えます。
①-11 量が半分程度まで煮詰まればできあがりです。
② 白菜の軸を太めの縦千切りにします。
③ ベーコンを1㎝幅に切る。
④ フライパンでベーコンを炒め、脂が出てきたら、白菜の軸を入れて炒めます。
⑤ 白菜の軸がしんなりしたら、耐熱皿に移します。
白菜の軸炒め半量→ホワイトソース半量→白菜の軸炒め半量→ホワイトソース半量
の順に重ねます。
⑥ お好み量のとろけるチーズをのせます。
⑦ パン粉をパラパラと振りかけます。
⑧ オーブントースターで焼きます。
火が通っているものばかりなので、焦げ目がつけばできあがりです。
熱々をお召し上がりください。
ホワイトソースを作るのに手間がかかりますが、休日に作り冷凍しておくと便利です。
冷凍用パックに入れ平らに冷凍します。しばらく自然解凍するとシャーベットのようになり、手で割ることができ、必要な量を使うことができます。
お急ぎの場合は、電子レンジで解凍しても大丈夫です。
白菜1株使い切りレシピ。ぜひお試しください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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