大根おろしを使って、サッパリと調理します。
菜の花としめじのみぞれ和え
お正月用として12月下旬ごろから見かける菜の花。いつものスーパーに買い物に行くと、地元の生産者さんが出品されている青空市場のコーナーに菜の花が売られていました。
ビニールハウスで栽培されたものでしょうか?黄色い花がちらほら見られます。
軸が太く、しっかりした葉で、新鮮です。菜の花としめじのみぞれ和えを作ります。
材料(2人分)
菜の花 1束
しめじ 1パック
大根 1/3本
とりむね肉 1枚
ポン酢 適量
作り方
① 菜の花を1口大に切り分けます。
② しめじを小房に分けます。
③ とりむね肉を湯がき、手でさきます
とりむね肉は、重曹 小さじ1杯、塩 小さじ1杯を水400ccに溶かし1晩浸けおいたものです。この下処理をして、ひと手間かけることで、パサパサにならず、しっとりと茹であがります。
④ 菜の花としめじも、それぞれに湯がきます。
沸騰したお湯に塩少々を入れます。まず、しめじを投入します。続けて菜の花を投入すると、1つの鍋で1度に湯がくことができ時短できます。
⑤ 大根を皮ごとおろします。
大根の辛味を好まれる場合には、先の方を皮ごとすりおろすと辛みが増します。
我が家の旦那様のように、「辛くない大根おろしなんか大根おろしじゃない」という方、ぜひ、お試しください。
⑥ 大根おろしをポン酢で味付けします。
めんつゆで味付けしても美味しいですが、我が家の場合は、甘いおかずを好まないのでポン酢を使います。
⑦ かたく絞った菜の花としめじ、とりむね肉を味付けした大根おろしであえます。
ご近所の方からいただいた大根を使いました。畑から抜きたてで水分たっぷりです。少し水分をきってもよかったのですが、今回は、そのまま使いました。
食べきれる量を小皿に取り分け、いただきます。
菜の花は、地元の生産者さんの直売ということで、お値段もお手ごろでしたが、軸が太い分、筋っぽく、葉も硬い感じがありました。
いつもは、生しいたけを薄切りにして、オーブントースターでこんがりと焼いたものを使います。
今回は、しめじの買いおきがあったので、わざわざ購入しませんでしたが、しいたけの方が風味があり適していると感じました。
初めてとりむね肉も入れてみました。チキンサラダ風となり、美味しく仕上がりました。
大根おろしの辛味と菜の花のほろ苦味で大人の味です。
お正月用に購入するものに比べると、1束の量が多く、ガラスボール一杯の量になりました。1度に食べ切れる量ではなく、作りおきのようになってしまいました。
同じものが何日も続いても、文句を言う旦那様ではないので、食べきるまで食卓にのぼります。
旦那様には内緒ですが、内心は、明日からしばらく、1品助かると思ったりしてしまいます。
私の場合は、20代の頃から苦手なのですが、歳を重ねるごとに、天ぷらやフライなどの揚げ物料理は食べにくくなります。少し多く食べようものなら、胸焼けし、気分が悪くなります。
自分が苦手だからといって作らないわけにはいかないので、たまに調理しますが、大根おろしを使った料理があると、胸焼けをおさえてくれ、美味しくいただけます。
大根おろしは消化を助けると祖母の教えでもあり、また、栄養分を全部いただけるよう、お汁ごといただくようにしています。
ポン酢の代わりに、ゆずの果汁とだし醤油で味付けするのもいいかもしれません。
恩師からいただいゆずがあったのにー。使えばよかったと食べきってしまった今になって思っています。
すぐに食べきれる量の菜の花を調理するのであれば、辛し和えも美味しいです。
菜の花の辛し和え
作り方
① 菜の花を湯がき、2cm幅に切ります。
② 練りからしを水で溶きます。
③ 塩分・化学調味料無添加顆粒だしと減塩だし醤油で味を整えます。
④ 固く絞った菜の花を③で和えます。
鼻にツンと抜ける辛さがいいのですが、すぐに辛さが抜けてしまいます。食べる直前に和えることをお勧めします。
なすとピーマンの揚げびたし
なすもピーマンも夏野菜ですが、スーパーでは年中売られています。
揚げ物を大根おろしにひたすことで、サッパリしておいしくなすます。
材料(2人分)
なす 3本
ピーマン 4個
しゃぶしゃぶ用豚肉 1パック
大根 1/3本
ポン酢 適量
ゆずの果汁と減塩だし醤油で作った自家製のものを使いました。
作り方
① なすを食べやすい大きさに切ります。
② 水に浸け、アクを抜きます。
③ ピーマンを縦4等分に切ります。
④ しゃぶしゃぶ用豚肉を湯がきます。
⑤ あくが出ているので、サッと水洗いします。
⑥ 大根を皮ごとおろし、ポン酢で味付けします。
⑥ なす、ピーマンの水分をキッチンペーパーで拭き取り、170℃の油で素揚げします。
ピーマンの水分は拭き取りにくいため油はねすることがあります。注意しましょう。
⑦ 器に素揚げしたなすとピーマンを盛り付けます。
⑧ その上に湯がいた豚肉をのせ、ポン酢で味付けした大根おろしをのせます。
⑨ 冷蔵庫で一晩漬けおき、できあがりです。
2~3日は日もちしますので、作りおきしておくと便利です。
甘めの味付けがお好みのご家庭では、めんつゆで味付けしても美味しいです。
ぜひお試しください。
納豆のみぞれ和え
材料(2人分)
納豆 1パック
大根 1/6本
カットネギ 適量
減塩だし醤油 少々
作り方
① 大根を皮ごとおろします。
② 納豆と大根おろし、カットねぎをボールに入れ混ぜ合わせます。
③ 付属の納豆のタレで味付けします。
塩味が足りない場合には、減塩だし醤油で調整してください。
納豆の臭いとネバネバが嫌いと言われる方が多いとおもいます。
大根おろしに混ぜると、納豆独特の香りが軽減され、ネバネバもなくなります。
納豆が苦手な方でも食べやすくなります。
朝ごはんのおともにお試しください。
みぞれ豚しゃぶ鍋
大根をたくさんいただき、新鮮なうちに消費したい時や、とちょっと上等のしゃぶしゃぶ用豚肉が手に入った時にはもってこいの鍋料理です。
材料
しゃぶしゃぶ用豚肉
大根
見た目にも水分が少なくなっていると思われるような大根だと、焦げる恐れがあります。
畑から抜きたてのような新鮮なものを使用してください。
その他お好みの鍋の材料
作り方
① 鍋をする時に使う水の量と同等量の大根おろしを作ります。
3~4人だと大根2本は必要だと思います。
② 土鍋に大根おろしを入れます。水は使いません。
③ 大根おろしがだし汁のかわりになります。鍋でだしを沸かす時と同じ感じで、大根おろしを煮立たせます。
④ 大根おろしがクツクツなってきたら、豚肉をしゃぶしゃぶします。
⑤ 豚肉の色が変わったら、大根おろしを巻いて、お好みのタレでいただきます。
⑥ 大根おろしが少なくなり、具材を入れるスペースができたら、いつも通りに鍋用の具材を煮込みいただきます。
サッパリとして食べやすいため、食べ過ぎに注意が必要です。
怒った時に大根をおろしたら辛い大根おろしになる。
それは早いスピードですりおろすと空気を含む量が少ないからで、たっぷりと空気が含まれるよう、ゆっくりとすりおろせば辛味がでないと聞いたことがあります。
旦那様が力任せにすりおろしても辛くならない時もあるし、力の面では劣る私が時間をかけてすりおろしても辛い時もあります。
すりおろすスピードも少しは影響するのかもしれませんが、大根の品種との関係の方が大きいように思います。
夏大根はおろしのための大根で、辛味が強いと聞いたことがあります。
いろいろ試した結果、皮のまますりおろすのが辛味が増す一番の方法だと思います。
大根の皮を厚めに剥きすりおろすと、甘味のある大根おろしになることも実証済みです。
用途に合わせ使い分けるといいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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