ちら見せします。「50歳代夫婦の晩ご飯のおかず」
葉セロリと豆腐のサラダ
<材料>
葉セロリ 5枚
きゅうり 1本
ミディトマト 5個
絹ごし豆腐 1/2丁
塩昆布 適量
エキストラバージンオリーブオイル 適量
<作り方>
① 葉セロリは、食べやすい大きさに切り、熱湯を回しかけて、しんなりさせます。
② きゅうりは、5㎜幅の輪切りにします。
③ ミディトマトは、4等分に切ります。
④ 絹ごし豆腐は、さいの目に切ります。
⑤ 全て材料を混ぜ合わせ、塩昆布とエキストラバージンオリーブオイルで和え、できあがりです。

トマトは、緑黄色野菜です。
3色炒め
<材料>
ほうれん草 2株
たまご 2個
ピリ辛ウインナー 6本
にんにくを漬け込んだオリーブオイル 適量
塩こしょう 少々
<作り方>
① ほうれん草は、根の部分をよく洗い、2㎝幅くらいに切ります。

赤い根の部分も使います。
甘くて美味しいです。
② ウインナーは、斜め切りにします。
③ たまごは、溶きほぐします。
④ にんにくを漬け込んだオリーブオイルを敷いたフライパンでウインナー → ほうれん草の順に炒めます。
⑤ ④を1度皿にとり、フライパンにオリーブオイルを足してスクランブルエッグを作ります。
⑥ たまごが半熟になったら、④を戻し入れ、炒め合わせます。
⑦ 塩こしょうで味を整え、できあがりです。

ほうれん草は、βーカロテンを多く含みます。
βーカロテンは加熱して油と一緒に摂ると吸収率がよくなります。
また、ウインナー(豚肉加工品)に含まれるビタミンB₁はにんにくやニラなどと一緒に摂ると効率的に働いてくれます。
そのため、にんにくを漬け込んだオリーブオイルで炒めました。
しんじゃがと小芋のそぼろあんかけ
<材料>
じゃが芋(2口サイズくらいの小さめのもの) 5個
小芋(親芋もついたもの) 1株分
ぶたミンチ 適量
ごま油 少量
だしパックでとっただし汁 適量
みりん 大さじ2杯
減塩だし醤油 大さじ2杯
片栗粉 適量
<作り方>
① 親芋、小芋は、タワシでよく洗い、茶色い毛のような部分を取り除きます。
② 少量の塩を入れた水を沸騰させ、①を外側が柔らかくなる程度に湯がきます。
③ ②の皮を剥き、大きめの1口大に切ります。

この方法で皮を剥くと、手が痒くなりません。
④ じゃが芋は、皮を剥き、2つに切ります。
⑤ ごま油を敷いた鍋でぶたミンチを炒めます。
⑥ ぶたミンチの色が変わってきてら、親芋、小芋、じゃが芋を入れ、サッと炒めます。
⑦ 材料がかぶるくらいのだしパックでとっただし汁を入れます。
⑧ みりんと減塩だし醤油で調味し、煮込みます。
⑨ 材料が柔らかくなったら火を止め、自然に冷まします。

冷める間に味が染み込みます。
⑩ 食べる前にもう1度温め、皿に盛ります。
⑪ 残った煮汁に、水溶き片栗粉でトロミを付け、いもの上から掛け、できあがりです。

いも類には、多くのビタミンCを含みますが、ビタミンCは水に溶け出てしまうので、大きめに切って煮込みます。
にんじんしりしり
<材料>
にんじん 2本
ごま油 適量
減塩だし醤油 適量
すりごま 適量
<作り方>
① にんじんは、千切りにします。

火の通りを均一にするため、なるべく同じ太さに切りましょう。
② ごま油を敷いたフライパンで、柔らかくなるまで炒めます。

焦げないように、中火でじっくりと炒めます。
③ 減塩だし醤油で調味します。
④ すりごまを振りかけて、できあがりです。

ほんのり甘くで美味しいです。
作りおきしておくと便利です。

βーカロテンの吸収をよくするため、油脂を含むごまなどの種実類も使いました。
約50年ほど前、祖父母と一緒に住んでいた所。今では家はもうないのですが、少しばかりの土地があります。暖かくなってくると草が伸びますが、年3回の草刈りはシルバー人材センターにお任せしています。
本来なら、状況を確認に行ってから作業を依頼し、作業が終わったら確認に行くべきなのでしょうが、なかなか足が向かず・・・。
ご近所の方(80歳過ぎの高齢夫婦)が「草が伸びてきたよ」と電話をくださり、作業を依頼するといったおおちゃく極まりない状況です。
クネクネとカーブが連続した道で片道1時間くらいかかるとはいえ、年1回くらいはお礼にも行かないとと思い、行ってきました。
山の中の集落で、住む人は少なくなりましたが、のどかで、ゆっくりと時間が流れる小さな村です。
リウマチと心臓病を患っておられる奥様を優しくサポートされるご主人様。
大工さんだそうです。1人親方で現場を切り盛りしてきた職人といえば、自分本位で頑固な方が多いですが、奥様への気遣いが素敵なご主人様です。
奥様からは素敵な話を聞かせてもらいましたので、皆さんにもお伝えしますね。
昔は何事においても、和気あいあいと、皆で力を合わせてだったが、今はそんな時代ではなくなった。こんな小さな村で何か1つ言うにしても気配りをしないといけない。気に入らないことがあったら、次の集まりには参加しなという人もいる。そうなると、村全体があの人とは話すまいという雰囲気になってしまう。
難しい時代になったが、「してあげてるではなく、させていただく」やで。
そうすることで、あの時、親切にしてもらったから今度は私がと返ってくる。
お父さん、お母さんに良くしてもらったからと子どもたちに返ってくる。
「何事も種まきやで。芽が出て大きくなって返ってくる」
叔母の紹介で名古屋から、こんな山奥に嫁いできた。よく遊びに来ていたから、真面目な人だということは知っていた。4人兄弟で1人だけ遠く離れることになったが不安はなかった。
ご縁があるってこういうことなんやなと思う。
結婚して、子どもが生まれて、孫が生まれて。生きていくためのご縁。
こうやってなおちゃん(私のこと)が来てくれるようになり、話ができるようになったこともご縁。
人生の先輩とはいえ、なんて心が広いんでしょう。
不満を募らせ愚痴が多くなってしまっていたことに気付き、反省させられる機会となりました。
「他人は変えることはできないが、自分が変わることはできる」
個々に思いが違い、イラッとすることもありますが、そんな時には、この話を思い出し、自分が変わることができるよう努めたいものです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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