今晩のご飯はこれだ!!晩御飯のおかずにピッタリ あじの刺身でなめろう 

晩ご飯

あじのなめろううを調理してみようと思ったのは、新鮮な海鮮を買いたいと「鳥取港海鮮市場かろいち」に行った時のことです。

朝採れの新鮮なあじが売られていました。

「お刺身にできます。なめろうがお勧めです」とあじが入った箱に張り紙がしてありました。

テレビのグルメ番組で見たことはありましたが、調理したことも食べたこともありませんでした。

お店の方にできるだけ大きなものを一尾選んでもらい購入しました。

 

一般的なあじのなめろう

① 刺身にできる新鮮なあじを購入

② あじをさばく

②-1 うろこを取る

②-2  ぜいごを取る

②-3  頭を切り落とす

②-4  腹わたを出す

②-5  二枚におろす

②-6  三枚におろす

②-7  腹骨を取る

②-8  小骨を抜く

②-9  皮を剥く

②-10 粗みじん切りにする                                            

③ 香味野菜を混ぜ込み、粘りが出るまで包丁でたたく                                           

                                                         あじに限らず、生魚をさばくのは大変です。

南蛮漬けにするための下準備やフライにするための下準備。例えば、手開きをする程度の調理くらいであれば、ちょくちょくしていますが、包丁を使っての3枚におろす調理は、高校生の頃の調理実習依頼です。

日々、時間との戦いの生活の中で、生魚をさばいてまで調理することは少ないです。

特に②-5、②-6の工程は、主婦歴が長い方でも難しいと思います。

 

今晩は「あじのなめろうだ!」と香味野菜も購入し帰宅しました。意気揚々と調理を始めたのですが、三枚におろすのに悪戦苦闘しました。

骨側に残ってしまった身が多く、なめろうにする身は少なくなってしまいました。

骨側に残った身を焼いて食べたという悲しい経験があります。

焼いたものは、それはそれで美味しかったのですが、もしかして、マグロのすき身のようにスプーンでそぎ取ることができたのか?と焼けた身を食べながら思いました。

その時、新鮮なあじを求めて遠くまで出向かずとも、あじの刺身を買えばいいんじゃないの?それなら3枚におろす必要もないし、近所のスーパーでも買えるじゃないかと気付いたのです。

このことに気付いてしまった以上、生魚の三枚おろしが上達しないことは確定です。

 

生魚をさばく時には、頭や内臓など食べられない部分を包む新聞紙を用意してから始めます。すぐに包んでゴミ袋に入れることができ便利です。

ゴミ出しの日までに間隔がある場合には、新聞紙に包んだものをナイロン袋に入れ、密封することで臭いがもれるのを防げます。

魚をさばいた後のまな板は水で洗いましょう。お湯で洗うと生臭い匂いがとれなくなります。

衛生面が心配な方は、シンクも綺麗に掃除してから熱湯消毒しましょう。我が家では、泡ハイターが大活躍しています。

 

刺身を使った我が家のあじのなめろう 

材料(2人分)

アジの刺身 1パック                                             

しょうが 小さじ2                                                  

白ねぎの青い部分 1本 

みょうが 1個

大葉 2枚                                                              

みそ 大さじ1/2                                                                                              

作り方 

① ねぎ、大葉、みょうが、しょうがをみじん切りにする。                                                     

② アジの刺身を粗みじん切りにする。

③ 粗みじんにしたあじに香味野菜を2回から3回に分けて混ぜ合わせる。                                                   

④ ねばりがでるまで包丁でたたく。                                                 

⑤ 大葉を敷いた皿に盛り付けてできあがりです。 

                                              

                                                      香味野菜をみじん切りにして、あじの刺身に混ぜ合わせるだけですから簡単です。これなら仕事で疲れていても作れます。

しかも、スーパーで値引きされた刺身を買ってきただけじゃないぞ!頑張ったんだぞ!と大きな顔をして食卓に出すことができます。

 

早速、いただいてみました。4種類の香味野菜が混ぜ込まれていることもあって、青魚特有の匂いは気になりません。

本来なら青ねぎを使うところですが、買い置きしていた白ねぎの青い部分を使いましたが、硬さも気になりません。

普通のみその買いおきがなく、我が家特性のみそで味付けしました。

我が家特性みそには、りんご酢が入っているので、どのように影響するかと心配しましたが、全く問題なく、美味しくいただけました。

 

アジのなめろうアレンジ

自分の小皿に取り分けたもので試したものです。

・ごま油をポタポタと落としてみました。→ 香味野菜の香りに加わった、ごまの香ばしい香りが楽しめます。                                                                 

・ラー油をポタポタと落としてみました。→ ピリッとした辛味のせいか、香味野菜の香りがわかりずらくなります。

・盛り付け用の大葉にくるんでみました。→ 大葉の香りが強すぎます。混ぜ込んでいるものだけで十分です。

・わさびを付けてみました。→ 刺身ですから当然なのですが、ごく普通に合います。

 

熱々、炊きたてのご飯にのせて丼にしても美味しいのではないかと思います。

聞いたところによると、丼にしたものに出汁をかけても美味しいそうです。

一度試してみたいものです。

 

晩酌される方には、熱燗のおともにいかがでしょう。

我が家の旦那様は、いろんなアレンジで晩酌をたのしんでいました。

私としては、アレンジしないものが一番おいしいと思いました。

 

我が家の旦那様、あじのなめろうのとりこになったようです。自分で刺身やチューブのおろししょうがやきざみみょうがを嬉しそうに買ってきます。

香味野菜をみじん切りにする必要もない手軽さです。

買ってきてもらい、調理してもらい、お裾分けをいただくわけですから、何の文句もありません。作ってもらったものをいただく時には、かりがたくいただいていますが、週1回くらいのペースで「なめろう」が続いた時には、さすがに「もう十分に堪能しました」と言ってしまいました。

 

「ぶりでしてみよかと思って」とぶりのさしみで調理してくれたこともあります。

あじよりもきれいな、うすピンク色に仕上がります。

ぶりの脂っぽさも気にならず、サッパリとして、美味しくいただけました。

 

我が家の特性みそ

赤みそ、白みそ、すりおろし玉ねぎ、りんご酢を合わせたものです。

赤みそ 500g

白みそ 500g

すりおろした玉ねぎ 2個分

りんご酢 大さじ4杯

すべての材料を混ぜ合わせるだけです。

我が家の旦那様の血圧が高くなりはじめ、何とか治療が必要な状態にならないようにするにはどうしたらいいのかと勉強していたころに「長生きみそ汁」と何かの雑誌で読んだことがあり作り始めました。

我が家では、塩分、化学調味料無添加の顆粒だしも混ぜ合わせ、冷凍保存しています。

冷凍にしてもカチコチに凍ることはありません。

冷凍保存用のパックに薄く平らに入れ冷凍します。シャーベット状になるので、手で簡単に折れ、必要な量を使うことができます。

朝ごはんの時にも、たっぷりの野菜を摂ることが大切と仕事でお世話になっている管理栄養士さんから学びました。

仕事が休みの日には、大根、にんじん、白菜、きゃべつ、しめじ、舞茸など、いろんな野菜で具だくさんの水煮を作ります。

冷蔵庫の中の残り野菜を使い切るイメージです。

特にきのこ類は多めに使うようにしています。カロリーを控え、満腹感を得ることができます。

カットわかめも使うと、いい出汁が出て美味しくなります。

油揚げも使うと、たんぱく質も摂れます。

野菜が柔らかくなったら、粗熱をとり、我が家の場合は、煮汁ごと月~金曜日の5日分に分け、冷蔵保存します。

朝には、その1つを温めなおし、冷凍の特性みそで味付けします。

早起きは苦手という方、忙しい朝でも簡単に具だくさんみそ汁ができあがります。

下準備ができなかったという時でも大丈夫です。

カットわかめや乾燥野菜を使うと便利です。

その場合には、カットわかめや乾燥野菜、冷凍の特性みそに少量の熱湯を回しかけ、わかめと野菜が柔らかくなり、特性みそが解凍できるまで待ちます。

食べる直前に適温のお湯をつぎ足します。

ひと手間かけないと、冷凍のみそ玉でお湯が冷めてしまいます。乾燥野菜が柔らかくなる間にもお湯が冷めるので、せっかくのみそ汁がだいなしです。

熱いみそ汁をいただくと、体が目覚めます。下準備をしておくことで、忙しい朝が楽になります。

お試しください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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