命にかかわる暑さが続いています。
年々、気温が高くなっていることもありますが、年齢とともに体力消耗が激しいことを実感します。
買い物嫌いの私ですが、食材が底をついたので買い物に行ってきましたよ。

ある日の一コマです
先日、義父母を尋ねた帰り際
義母から「暑いから、無理せんようにしなよ」とのお言葉。
介護支援専門員、世間でいうケアマネージャーの仕事をしている私は思わず言ってしまいました。
「この暑いのに、水分も摂らない。いくら言ってもエアコンも付けない。案の定、体調が悪くなる。様子を観に行ったり、1人暮らしなら病院に連れて行ったり、必要なら救急車を手配したり、無理せざる終えん事になるやん」と。
「そやけど自分の体も大事にせんと」と義母。
そんなこと分かってるけど、みんな言うこと聞いてくれへんやん。あんたもその1人やで。無理するなって言うんやったら言うこと聞いてくれや!!
お願いです。
水分摂ってください。特にグングンと気温が上がる午後に外に出ようとせず、涼しい環境で過ごしてください。
まだまだ働かずに負えない世代の私たちは、スタミナ料理で暑さをのりきりましょう。
1度の買い物でどんなスタミナ料理ができるか?考えてみますね。
ホルモン鍋みたいなホルモン炒め
私と違って、買い物大好きの我が家の旦那様。体力消耗に耐えきれず、スタミナの付くものを買いに行ったようです。
「半額になっとったから買ってきた」とホルモンを買ってきました。
自家製焼き肉のタレがあるからホルモン炒めにしようということになりました。
材料
1パック
きゃべつ(ざくぎりきゃべつ) 1袋
玉ねぎ 1/2個
自家製焼き肉のタレ 適量
冷凍保存していたもの)1玉
材料は私が用意しましたが、炒める気満々だったので調理してもらいました。
なのに・・・「ホルモン鍋みたいになってしもた」と。
ホルモン炒めなのに水を入れたのか?
ホルモン焼きそばの時は上手にできていたじゃないか?
急遽、冷凍うどんを煮込むことにしました。
味付けはタレなので間違いなく、ホルモン鍋であろうが、ホルモン炒めであろうが問題ありません。
できあがりの写真、撮り忘れました・・・。

余談ですが
一緒に焼き肉のタレ作りを教えてもらいに行っていた方に後日であった時の話です。
その名を”Kさん”とします。
K 『焼き肉のタレどうやった?』
私 『焼き肉のタレ作りに行ってきたから、ちょっとだけ焼き肉の肉買ってきてって出かけていた主人に頼んだら、「ホルモン焼きそばしよかと思ってと」ホルモン買ってきてね。焼きそばにしたけど美味しかったですよ』
K 『うちの子いうたらな、「おばあちゃんが作ってくれよったやつの方がおいしいわ」言うんやで。失礼やろ。おばあちゃんにも教えてもらったんやけどレシピのメモをどこにおいたか分からんなってしもて・・・もっとりんごを入れよった気がするんや』
私 『そうなんやね。私はおばあちゃんの味を知らんから美味しいと思ったけど、りんごの種類で味が違うかもしれませんね』
K 『そうかもしれんな』
料理って奥が深い!!家庭の味がありますしね。
絹厚揚げと玉ねぎのもつ煮込み
昨夜のホルモン鍋?ホルモン炒め?の残り汁で調理しました。
材料
ホルモン鍋?ホルモン炒め?昨夜の残り
玉ねぎ 1個
絹厚揚げ(3枚入り) 1パック
だしパックでとっただし汁
作り方
① 冷蔵保存していた残り汁は脂が固まり白くなっています。脂を取り除きます。
② だしパックでとっただし汁を足し煮立たせます。
③ 絹厚揚げは、1枚を8等分に切ります。
④ 玉ねぎは、くし形に切ります。
⑤ 煮立った汁の中に、絹厚揚げ、玉ねぎを入れ煮込み、できあがりです。

玉ねぎが甘くて美味しいです。
とりハム
材料
1枚
ほうれん草 1株
かに風味かまぼこ 2本
作り方
前夜
① とりむね肉の皮を取ります。

取った皮は捨てないでください。後日、他の料理に使うので冷凍保存します。
② 肉の分厚い部分に切り込み(観音開きなど)を入れ、厚さを均一にします。
③ 塩こしょうを振り、揉み込んで下味を付けます。
④ ほうれん草は、サッと湯がき、とりむね肉の幅に合わせてカットします。
⑤ ほうれん草、かに風味かまぼこを巻きずしを巻くような要領で巻きます。
⑥ ラップで包み、ナイロン袋に入れ、できるだけ空気を抜いて口を縛ります。
⑦ お湯を沸かします。
⑧ 沸騰したお湯の中に⑥を入れ、何度か返しながら5分煮ます。
⑨ 全体がお湯に浸かるように皿などを重しにのせ蓋をして、一晩おきます。
翌朝
⑩ とりむね肉を⑨から引き上げ、冷蔵保存します。
⑪ 食べる前に1㎝くらいの厚さに切り、できあがりです。

じっくりと加熱することで、しっとりとしたできあがりになります。
何もつけなくても美味しいです。
エビのケッチャップ炒め
前回、買い出しに行った時に買ったエビを使い忘れていました。
冷凍室に残ったままになっていたので調理します。
材料
ブラックタイガー 1パック(10尾くらい)
ジャンボピーマン 1個
なす 1本
にんにく 1片
トマトケチャップ
七味唐辛子
作り方
① にんにくは、みじん切りにします。
② なすは、乱切りにして水にさらしあく抜きします。
③ ジャンボピーマンは1㎝×1㎝くらいの大きさに切ります。
④ エビは、殻を剥きます。しっぽの部分は殻を残します。
⑤ エビの背ワタを取ります。
⑥ 熱したフライパンにオリーブオイルを敷き、にんにくを炒めます。
⑦ にんにくの香りが立ってきたら、エビ → なす → ピーマンの順に炒めます。
⑧ トマトケチャップで調味します。
⑨七味唐辛子で味を整え、できあがりです。

トマトケチャップの甘味に七味唐辛子のピリ辛がマッチして、エビチリのようになりました。
エビがプリプリで美味しくできあがりました。
豚みそ漬け肉のオープンオムレツ
材料
1/2パック
ざく切りきゃべつ 1袋
舞茸 1パック
玉子 2個
だしパックでとっただし汁 大さじ2杯
マヨネーズ 2滴
作り方
① 豚みそ漬け肉は1㎝幅に切ります。
② 熱したフライパンにごま油を敷き、豚しそづけ肉 → きゃべつ → 舞茸の順に炒めます。
③ 玉子を溶きほぐし、だしパックでとっただし汁、マヨネーズで調味します。
④ ②に溶き玉子を流し込み、蓋をして蒸し焼きにします。
⑤ 玉子に火が通ったら、できあがりです。
アボガドのかき揚げ
アボガド 1個
なす 1/2本
ジャンボピーマン 1/2個
お好み焼き粉 適量
賞味期限が切れたビール(炭酸水として使います)
炭酸水に含まれる二酸化炭素が揚げている途中に蒸発し、衣の中に水分が溜まってベチャッとなってしまうのを防いでくれます。
作り方
① アボガドは、半分に切り種を取り除きます。
② サイコロ状に切ってから皮を剥きます。
③ なすは、小さめのサイコロ状に切り、水に浸けてあく抜きします。
④ ピーマンは、1㎝角くらいの大きさに切ります。
⑤ お好み焼き粉をビールで練り、衣を作ります。
⑥ アボガド、なす、ピーマンを衣に混ぜ込みます。
⑦ フライパンに多めのサラダ油を入れ、揚げ焼きします。
こんがりと焼き色がつけば、できあがりです。

まだ完熟になっておらず固めだったアボガドも美味しくなりました。
そのままでもお好み焼き粉の塩味がちょうどいい塩加減で美味しいのですが、常備菜の玉ねぎの酢漬けをトッピングして味変してみました。
サッパリとなり美味しかったです。
玉ねぎの酢漬け
材料
玉ねぎ 2個
はちみつ 大さじ2杯
酢 大さじ2杯
塩 小さじ1杯
作り方
スライスした玉ねぎをはちみつ、酢、塩で漬け込むだけです。
簡単に作れ、サラダ、マリネなどにも使えます。作りおきしておくと便利です。

おまけ
長生き味噌
毎朝食べる長生きみそ汁用の味噌がなくなったので作ります。
材料
赤みそ 300g
白みそ 300g
玉ねぎ 2個
りんご酢 大さじ2杯
塩分、化学調味料無添加顆粒だし4g 2本
作り方
① 玉ねぎは、フードプロセッサーに入れやすいように適当な大きさに切ります。
② おろし玉ねぎの状態になるまでフードプロセッサーにかけます。
③ 玉ねぎ、りんご酢、顆粒だし、赤みそ、白みそを混ぜ合わせます。
④ ジッパー式保存袋に入れ冷凍保存します。
カチコチに凍ることはないので、必要な量をとりわけ使うことができます。
赤みそ・・・活性酸素を除去するほか、腸内を刺激して代謝をアップさせます。中性脂肪を減らし、抗酸化作用、血糖値の上昇も抑えられます。
白みそ・・・血圧を下げる、中性脂肪を抑える、肝臓や腎臓の働きによくする、そして神経を鎮める効能があるので睡眠不足を改善してくれたり、興奮やイライラを抑制してくれる効果も期待されています。
りんご酢・・・血糖値の上昇を穏やかにする作用や、血中のコレステロールや中性脂肪を抑制する働き、疲労のもとになる乳酸の代謝を促す作用があります。
玉ねぎ・・・血液サラサラや高血圧の予防が期待できます。
毎年のように夏バテする私とは違い、夏バテに縁がなかった我が家の旦那様も、今年は食事量が減っています。歳を重ねたからですかね~。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
毎晩の食事の支度に悩む主婦のお役に立てると嬉しいです。
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